室戸基地だより

高知県室戸市でウミガメ保護を中心に活動している漁師のNPO(日本ウミガメ協議会室戸基地)のスタッフブログです!

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高知県室戸市でウミガメ調査・保護を中心に活動している漁師のNPO(日本ウミガメ協議会室戸基地)のスタッフブログです!
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ミニツアーやウミガメ出前授業などのプログラムも実施しています。お気軽にご相談ください!
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2013. 09. 11

放流後のウミガメたち。。。


またまた、高知新聞さんに記事を
掲載していただきました
いつもありがとうございます
13091101-3.jpg

今年の3月28日に室戸市の三津大敷組合の定置網に
入ってしまったアカウミガメを私たちが保護し、
計測、標識タグを装着後 、海へ放流しました

そのアカウミガメが今月の7日に北海道八雲町で
サケの定置網に入っているのを漁師さんが発見
肢に付いている標識タグの電話番号を見て連絡を下さいました
四国内で標識タグを付けて放流した個体が
北海道で確認されたのは調査開始以来初めてです


何で北海道に行ったのでしょうか
私がカメだったら寒いのは苦手なので
暖かい場所に泳いで行きたいなー

また、今年の5月9日に室戸から放流した
アカウミガメが1週間後
宮崎県延岡市の浜に産卵にきたという連絡もありました
IMGP7711.jpg

卵を138個産んだそうです!!
延岡市野生動物研究委員会の会員さんが発見し、
標識タグの電話番号を見て連絡を下さいました

連絡をいただいたときは
1週間で宮崎まで泳いで行ったことの驚きと
私たちが保護したカメの良い連絡を受け
とても嬉しかったです

今回の事例はウミガメ生態解明の
貴重なデータとなります
普段の活動が、ウミガメ生態解明へと役立つと思うと
ますます仕事に力を入れたいと思うCBなのでした
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2013. 09. 05

室戸基地瓦版

室戸基地瓦版情報

先日当ブログでご紹介させていただいた深海魚たち
昨日、本日と続けて新聞に掲載していただけました

新聞 
(高知新聞さん)

昨日の新聞では大阪日経新聞さん夕刊、信濃毎日新聞さん夕刊、
今朝の新聞では高知新聞さん朝刊に

インターネットでは産経新聞さん、沖縄タイムスさん、佐賀新聞さん、
北日本新聞さんのニュースサイトで掲載されているようです

お手持ちの新聞がありましたらぜひぜひチェックしてみてください

実は本日のテレビでも取り上げていただけるようで
高知の方は本日18:15~のさんさんテレビさんスーパーニュースを
ご覧下さいませ

全国版では明日の16:30~のフジテレビさんスーパーニュースでも
放送していただける予定です

室戸の港や漁の様子がチラっと映るかも
室戸の海の生き物たちを
ぜひぜひチェックしてみてくださいっ

sIMGP6509.jpg 
(大分恥ずかしかったですが、ちょっとしゃべらせてもらいました
あ~緊張した

byさやえんどう

訂正とお詫び
本日のフジテレビの放送ですが、17:00前後の関東ローカルに
なるとのことでした
お騒がせしております



2013. 09. 03

漁見学!!

先週台風がきたばかりですが、
また、台風が近づいてきていますね
すっきりしないお天気が続き、少し肌寒くなったので
みなさん体調を崩されないよう気を付けて下さいね 
 
さて、今回は
地元の小学校の生徒さん達と高岡大敷網組合の
漁見学へ行ってきました!!
漁師のNPOの会長である山下明博キャプテンの
船に乗り込み、漁場へと向かいます


生徒さんたちに自分のお父さんが仕事をしている姿や
漁師町である室戸の漁師の仕事を知ってもらいたい
と思い実施しました
今回は5.6年生4人(なんとこれで全員です)
と一緒に見学しました!

IMGP6214.jpg 
いざ、漁見学へ~ 

大敷 
 
漁師さんでもあり、PTA会長の田内まさかつさんが
熱心に大敷網の仕組みや 漁の方法を解説
sまさかつさん解説中 
初めて漁の様子を見たという
生徒さんたちは、大はしゃぎ!!
みなさん真剣に漁師さんのお話を聞いていました


見学終了後、
明博キャプテンの粋な計らいで
ホエールウォッチングをすることに!!!
子供たちとクジラいないかぁ~
と、どこまでも続く海原を探していると 
 IMGP6298.jpg
いたぁ~群れで発見
近づいてみるとハナゴンドウの群れです
泳ぐ姿を動画に撮影しましたので、どうぞ
※注意
船の上から撮影したので、映像が揺れ画面酔いするかもしれません)

 
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クジラの群れを見た子供たちは大喜び!!!
(さやえんどうも嬉しさのあまり、叫んでいます!
ボルテージ最高潮です!!!) 

私は初めて野生のクジラを見たので大興奮~
(子供たちより興奮していしまいました)
たくさんの群れを見ることができ、感激です!!
天候も海況も良く、クジラも見えて最高の日でした!!!

今回漁見学ツアーを終えて、生徒さんたちが
漁師の仕事に興味を持ち、将来室戸に残って海の男に
なってほしいなぁーと思うCBなのでした


☆おまけ☆ 
陸からしか見たことがなかった室戸岬!!
海からみると離島のように見えるんですね
まさに室戸岬の先端しか見えていません (^^)
s岬  

2013. 09. 01

現場の声 2

台風直撃は免れたものの
スコールのような雨が降ったり止んだりの室戸です

今回は前回に引き続き、
高知県春野町でウミガメ調査をしている大先輩を
ご紹介します

熊澤さん

「春野の自然を守る会」熊沢佳範さんです

熊沢さん達が調査する浜は年々痩せ続け、
今では卵を保護しなければ全滅してしまう状態とか


そこで国土交通省さんと協力して作ったのが
コチラの孵化(フカ)場


1_2013090118334633e.jpg

道路とテトラの間に建っていますが...

2_2013090118334708b.gif

なんと浜まで長ーーーい通路が

その通路の先には...

3_20130901183343de5.jpg

母なる海が待っています


しかしこの通路、子ガメ達はちゃんと海の方へ向かって
行くんでしょうか


そこでひと工夫


4_20130901183345403.gif

通路の各所、海への進行方向に白い看板が立っています

コレ、光の反射板なんです


コガメ達の習性として、"走光性"というものがあります。
産まれて巣から脱出すると光に向かって突き進んでいくんです!

なぜかというと、真っ暗闇の中では海の方が明るいから

星や月が反射する明るい海へと向かってコガメ達は旅立っていきます


時々問題になるのが、浜の近くの街灯です

明るい街灯を海の方向と間違えて道路の方へと向かい
中々海へとたどり着けずに弱ってしまうという
悲しい事例も


春野の浜にも近くに街灯がありますが、
なんとかコガメ達に自力で海へと還ってもらいたい


そこで思いついたのがこの"反射板"だそうです

この明るい反射板を目印にコガメ達は海へと還ることができます


長年の経験に基づくアイディアです

本当にさすがです


この日、実際にコガメの脱出を見て来たので
映像をどうぞ


まずは孵化、脱出


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そして海へ


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この一生懸命に海へと突き進む姿
何度見ても感動です

生きてるってすごいなぁ。
日頃の悩みがとてもちっぽけなものに思えてきます。

...と感動で終われれば良いのですが


そもそもなんで孵化場を作らねばならないかというと、
砂が減って浜が痩せてしまったから。。

原因の一つには人工物のテトラポッド、防波堤があげられます

人工物のせいで潮の流れが変わり、砂が流されてしまうことも。。
すべての原因とは言い切れませんが、海の生き物たちに
深刻な影響を与えているのは確かです


しかし、津波から人命を守ってくれる防波堤も必要です

どうしたら良いんだろう。。


画期的な孵化場を作った熊沢さんの一言。

「固定観念に囚われないように!
アイディアは全然違うところから出て来る。
自然には勝てん。
でも良い方法があればチャレンジしていきたい。」

....はいっ先輩っ


ウミガメの保護活動を勉強していくほど、
この人工物と浜の関係の難しさを実感し、
解決方法を模索する日々ですが...
生き物屋として良い方法をどんどん考えて
チャレンジしていきたいです


大先輩たちにまだまだ聞きたいことがたくさんある
さやえんどうがお送りしました

(長文失礼しました)

溝渕さん、熊沢さん、お話を聞かせていただいて
ありがとうございました

これからもよろしくお願いします

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