室戸基地だより

高知県室戸市でウミガメ保護を中心に活動している漁師のNPO(日本ウミガメ協議会室戸基地)のスタッフブログです!

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Author:ryoushinonpo
高知県室戸市でウミガメ調査・保護を中心に活動している漁師のNPO(日本ウミガメ協議会室戸基地)のスタッフブログです!
魚、ウミガメ、クジラなどなどたくさんの生物情報をお届けします!
ミニツアーやウミガメ出前授業などのプログラムも実施しています。お気軽にご相談ください!
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2014. 09. 30

大漁続き!?!?


以前のカジキに引き続いて
今度は深海魚がたくさんあがりました
4月のホテイエソ以来です!
今回の深海魚はこちら
ナメハダカ
ナメハダカです
以前のブログでちらっと名前のみご紹介しました
IMGP7268.jpg
今まで2~5匹ほどは確認していましたが
今回は、なんと30匹
一度にこれだけの数を確認したのは初めてです!!

体はほぼ半透明で鱗がなく、中が丸見えです
(何もしなくても中が見えるので観察しやすいです)

一匹一匹測定を行っていると

!?....!!....

口の中にハダカイワシが入っていました!!
口の中でも手前の方だったので
故意に食べたのか、他の魚と一緒に水揚げされるときに
入ってしまったのか。。。

他の個体も解剖をして、何を食べているのか
チェックしたいと思います


この日は深海魚に負けないぐらいの
とても珍しい生物があがりました!!!
これがこちら
ハワイウツボ全体
ハワイウツボです
全長1m、体重は2.72kgありました
大きさも、模様も迫力があります
ハワイウツボ頭部

6年間この辺りの海の生物調査をしている
さやえんどうも初めて見たという
レア度が高い生物です!!!!!

毎年、初確認している生物がたくさんいます!
室戸岬沖にはまだまだ確認できていない生物が
たくさんいると思います

生物調査も皆さんの協力がないとできませんので
変わった生物や見た事がない生き物がいましたら
情報をお待ちしております
(様々な生物に出会いたい!!)


byCB
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2014. 09. 24

コウモリ調査

先日、四国自然史研究センターさんが行なっているコウモリ調査に
同行させてもらいました

場所は…
四国カルストとして有名な標高1485mの天狗高原
天狗高原 (4)

「天狗の森」の中にこちらのハープトラップを設置します
天狗高原 (1) 

四角いフレームの中に細い縦糸がはってあって、その糸にコウモリがぶつかって
下の白い捕獲袋に落ちるという仕組みです

天狗高原 (2)

明るいうちに設置をして、夜を待ちます
(その間BBQをして待つというなんともワクワクな時間です

午後8時、
見回りに行くと…
天狗高原 (6)  

いましたいました
初めての捕獲に私もCBも大興奮でした

天狗高原 (7) 

移動時はコウモリが逆さまになってぶら下がれるように
小さな洗濯ネットに入れます
普段ウミガメばかりみているので、この小ささにキュンキュンします
そして意外かもしれませんが、体がもふもふなんです

さっそくバンガローで計測開始です

天狗高原 (8) 

天狗高原 (10)

前腕の長さや体重を記録し、標識となる腕輪を装着します

ここでも、いつも使っている私たちの調査道具である
ウミガメ用ビッグノギス(定規)と漁協の台はかり(体重計)に比べて、
コウモリ調査道具の小さいこと、小さいこと
壊してしまわないように緊張してしまいます

私たちが確認できたのは
こちらのノレンコウモリと
天狗高原 (9) 

テングコウモリ
 天狗高原 (11)
テングコウモリは背中に銀髪があるのがキュートな特徴です

コウモリの種や数は森林の豊かさを見る指標の一つになるため、
四国自然史研究センターでは2012年から調査を行なっているとのこと

コウモリもウミガメも人間にはまだまだわからない
生態があって、それを解き明かしていくのには(解き明かせるのか??)
まだまだまだまだ時間がかかりそうですが、面白くてたまらない

そんな人たちと調査を一緒に行えて勉強になるところがたくさん
ありました

四国の自然史仲間として、これからもよろしくお願いします

皆さんも標識をつけたコウモリやウミガメを見つけたら
ぜひぜひチェックをして、調査に参加してくださいね~

おまけ
天狗高原 (3) 
気温16度とめちゃ寒でしたが、景色も牛も素敵すぎる天狗高原でした
次は登山でも来たいな~


byさやえんどう

2014. 09. 19

カジキ!カジキ!!カジキ!!!

久しぶりの大物大漁にアップしちゃいます
カジキアップ
昨日、バショウカジキが水揚げされていました
(長い上顎は人に刺さると危ないので切ってあります!)
大物に朝から興奮したさやえんどうとCBです

バショウカジキの特徴はとても綺麗な背ビレです
その写真がこちら!!
背ビレ
背ビレを広げて海の中を泳いでいる姿を想像すると
なんともかっこ美しい

1匹だけでも興奮していましたが
もう一つの漁港に行くと....
カジキ
いっぱいいる~ !!

カジキ3

その数35匹!!!!
重さは14~27kgのものです!

おすそ分けしていただいたカジキの肉をお刺身にして食べました
肉厚でとってもおいしかったです

カジキも大漁でしたが
コバンザメもたくさん見つけました!!
コバンザメ

私たちが室戸で調査を始めてから、
一度にこれだけの数を確認したのは初めてです!

コバンザメの頭にある小判の形をしているギザギザには
吸盤の役割があります。
大型の魚に引っ付いて敵から身を守ったり
餌のおこぼれを食べたりしています!
なんだか楽な生活に見えてしまいますね

今回たくさん発見できたのは、まだ小さいコバンザメの群れが
カジキに引っ付いていたからなのかもしれません!

全て基地に持ち帰って計測をし
記録をしっかりとりました

一昨日にはタイマイがイセエビを獲る網にかかっていました!!
エビ網

残念ながら亡くなっていたので、さやえんどうによって
骨格標本になります
タイマイ
(今度は骨になった姿でブログにアップされるのかな??)

漁港ではカマスやシイラといった夏の魚がまだ水揚げされています
海の生き物から水温が高いのか低いのか予想ができるので
生物調査は面白くやめられません

byCB

2014. 09. 04

脱出実験@スマ水族園

以前こちらの記事でもお伝えしたウミガメ網脱出実験
http://ryoushinonpo.blog.fc2.com/blog-entry-78.html

ただいま、神戸市立須磨海浜水族園にて公開実験を行っています
この実験では、ウミガメ屋と漁師さんが協力をして
ウミガメが漁網から脱出できる装置を開発しているんです

sG0133712.jpg 

今日は水族園の大水槽に縮小版の網を設置して、
ウミガメの代わりにウキを網の中に入れてプレ実験を行いました

s写真 

実験のあとはミーティング
漁師さんにアドバイスをいただきながら、改良を重ねていきます

s写真 (2) 

明日は実際にウミガメを網の中に入れて、
安全に脱出ができるか観察します
(ウミガメが溺れてしまわないようにダイバーさんが
見守っていますのでご安心くださいね)

5日~7日まで、公開実験とともに過去の実験結果の企画展も
開催しています

お近くにお越しの際はぜひぜひお立ち寄りください~

byさやえんどう

2014. 09. 02

未来のために。。。

みなさま、ご無沙汰していますCBです
約一ヶ月ほど、出張に行っていました。
室戸に戻ってきて、漁師さんやご近所さんに「おかえりー」
「おぉ!戻ってきたか!」と言われ、嬉しく思いました
室戸は第二の故郷です


さてさて、
私たちのウミガメ調査に協力していただいている
高岡大敷組合の網が昨年の10月に流されてしまう事故が起こりました
原因は急な潮の流れとワイヤーの老朽化ではないかとのことでした。

網の損傷が大きく、数億円の被害でした。 。。
しかし!この度、存続が決まったため
網の設置に同行させてもらいました

大敷網の大きさは全長約500m、幅は90mもあります!!
これを一から作ることはとても大変な作業です
まずは大敷網を支えるおもり作りからスタートです。
袋に一つ一つ手作業で砂を詰めていきます
その数、な、な、なんと1万4千個!!
その様子がこちら
IMGP5470.jpg

袋1つの重さは170kg!!
この袋を1度の作業で海に沈める数は128個。
1日4回の作業で512個沈めます。
写真は船におもりを積んでいる様子です
IMGP5461.jpg 

積み終え、設置場所へ
設置場所へ

図面を見ながら指示をする漁師さんと
図面を見ながら指示する傑さん

おもりを沈める場所を確認している
操舵室の様子です
IMG_1272.jpg

そのおもりを沈めるときの合図が
“レッコ”といい、ロープを切ります
そのときの迫力が凄いんです!!

位置合わせをして
いざ、“レッコ!
IMG_1298.jpg
実際に見るととても迫力があります

漁の再開は今月の下旬~10月の上旬を目標としているそうです!

昔の方々が作り上げた大敷網が流されしまったことは残念ですが
自分たちの手で作り上げた大敷網がこれから受け継がれていくと
考えると新たな歴史の1ページを刻んだようでかっこいい!!!

無事に網が設置でき、漁が再開し大漁であることを願っています

byCB

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